２０１９年１１月１４日（木）連合千葉議員団会議は、千葉市内の「みやざき倶楽部」において、第３０回総会・２０２０年度第１回研修会・レセプションを開催しました。
　総会では、２０１９年度の活動経過について確認するとともに、２０２０年度の活動方針を満場一致で決定し、連合千葉との連携と会員相互の連帯をさらに深め、充実した活動の推進を確認しました。
　研修会では、３つの講演と1つの特別講演を行いました。
始めに「産別の政策課題について」と題して、バス交通を中心に県私鉄の丸副委員長よりバスの運転手不足は深刻であり、路線や便数を増やしたくても出来ない現状にあり、現状でも超過勤務状態にあるとのことでした。
　２つ目は、同じく産別課題について運輸労連の白土師書記長より、運送業の現状の講演を受けました。トラック運送業の労働時間は、データ的にも全職業平均より約２割長く、賃金は約１〜２割低いとされ、人手不足も他職業より約1.9倍高いとのことでした。利用者としても、再配達回避や待ち時間の短縮などできることは取り組む必要を感じました。
　３つ目は、連合千葉の小谷会長に「連合が目指す社会〜労働組合と政治活動〜」と題し、講演を受けました。この講演は４月に統一地方選が実施され、新たに会員になった議員も多いことから、今一度、連合千葉の推薦議員としての役割を再確認する機会との思いから設定されました。講師の小谷会長からは「議員活動は個人的裁量に委ねられる部分が多いが、支えている組織があること意識していただきたい。そのためには、選挙の時だけではなく、日頃の対応が重要だと考える」との助言もありました。
　また、この間、長きにわたり当会議の会長を務め、相談役としてもご協力いただき、このたび勇退された佐々木久昭（前千葉市議）に、特別講演をお願いしました。佐々木さんからは「議員活動を振り返って」と題し、連合千葉の推薦議員として心掛けてきたことなど、後輩たちへエールをいただきました。
　終了後のレセプションでは、特別会員の首長や連合千葉の構成産別代表者、地域協議会代表者などが参加し、楽しく交流を深めました。