04年度実質経済成長率3%程度、企業収益も3年連続しての増益見通しにあるなど、労働側への適切な成果配分を求める経済環境が整いつつある情勢下で、5,700円の要求目安(格差是正分含む)を提示し春季生活闘争はスタートしました。
連合千葉では初めてとなる「地域中小共闘センター」の設置や集会・研修会の開催など、中小支援に全力を傾注した取り組みを展開し、水準的に不十分さは残るものの、妥結報告のあった79組合の概ね8割の組合が昨年実績を上回る増額回答を引き出し、今春闘の集約に至りました。
この結果を、今後の千葉県最低賃金交渉につなげ、未組織勤労者のセーフティーネットである地域別最低賃金にも波及させたいと考えます。
今闘争を進めるにあたり、特段のご理解とご協力を頂きましたことに感謝申し上げます。 |
【連合千葉の具体的取り組み】 |
1) 地域中小共闘センターの設置
2) 経営分析講座・地域ミニマム研修会の開催
3) 街宣行動と産別オルグ
4) 春闘集会など(地協、部会単位)
5) 経営団体等への要請行動 |
※ 但し、表中の数値は、連合千葉に「妥結報告済み」のあった組合集計値 |