連合は、去る6月10-11日にかけて、女性からの相談が特に多い3つのハラスメントをテーマに、悩んでいる多くの女性の声をすくい上げるべく、「〜STOP!セクハラ・パワハラ・マタハラ〜」と題して、「女性のための全国一斉労働相談(無料)」を行いました。
連合千葉としては、連合千葉女性委員会幹事および連合千葉議員団会議の女性議員、連合本部女性役員を中心に女性の相談員を配置しながら、日ごろ活躍しているベテランのアドバイザーと連携して対応しました。
2日間の電話相談件数としては、計21件が寄せられ、女性からは14件ありました。
その特徴点としては、「会社上司から執拗に身体を触れられ、エスカレートしてきて困っている」、「職場でのセクハラを上司に言っても、改善してくれない」など、悲痛と思われる相談が多くありました。
これらに対して相談員からは、「まずは、やめてくださいとの意思表示を行うこと」、また「いつ、どこで、誰に、何を、どのように言われたか(触られたか)を記録して、経営者へ改善要求してはどうか」、「そうした実態を整理し、所轄の労働基準監督署へ相談してみること」、さらに「個人でもユニオンに入れる組織があるため、加入されて、われわれと一緒に改善の申し入れをする」、「そうした同僚がいれば、労働組合をつくって、われわれがサポートするから交渉して改善していく」などのアドバイスを行ったところです。
連合千葉は、月〜金曜日の毎日、9:30〜17:00の間、ベテランのアドバイザーを配置して、「無料なんでも労働相談」を行っています。気軽にお電話ください。 |