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トップページ労働・人材連合千葉2015春季生活闘争総決起集会

連合千葉2015春季生活闘争総決起集会 会長挨拶

賃上げで景気の底支えを!
「休み方」「働き方」改革で長時間労働を撲滅!


2015.2.21

 連合千葉2015春季生活闘争総決起集会に結集頂いた構成組織・地域協議会・議員団会議の仲間の皆さん大変ご苦労さまです。
 連合千葉は、今次春季生活闘争において、県下各地域において街頭キャラバン行動を展開し、本日の総決起集会に繋いで参りました。この間の諸行動に改めて感謝申し上げます。
 連合は、2015春季生活闘争で、すべての組合が重点的に取り組む課題として「賃上げ」「時間短縮」「政策制度実現の取り組み」を3本柱として位置づけました。そして、これらの取り組みをとおして「底上げ・底支え」「格差是正」の実現と「デフレからの脱却」と「経済の好循環実現」に向けて全力を尽くすこととします。
 今まさに、物価上昇が続き負担だけが上がり賃金が上がらなければ、社会の混乱は避けられないものとなり、持続可能な「安心社会」を実現するため、経済成長と整合する未来志向に立った賃金決定をしなければならないのであります。今こそ、「暮しに花の咲く春季生活闘争」にしようではありませんか。
 私たち連合に結集する構成組織は、「人への投資」を経営側に求め、これに逆行する労働者保護ルールの改悪に反対し、働く人に十分に報いる社会を実現することを求めています。また、不安定雇用の増加など、雇用の劣化や格差の拡大に歯止めをかけ、「働くことを軸とする安心社会」実現に全力を尽くし、あらゆる職場で労働組合の社会的意義を積極的にアピールし、働く仲間を増やし、1000万連合実現に向けて取り組みを強化しております。
 
 現在、政府・与党は、民主党政権下で一歩前進することができた労働者保護ルールを大きく後退させる法改正をまたしても進めようとしていますが、これを何としても阻止しなければなりません。
今、まさに巨大与党と化した様々な暴走に歯止めをかけるためには、全国の働く仲間の力を総結集し、社会的なうねりをつくらなければなりません。

 とりわけ、国会提出を目論んでいる労働者保護ルールに「岩盤規制」というレッテルを貼り、労働者派遣法の改正案は「生涯、ハケンで、低賃金」を合法化する悪法であって、長時間労働や過労死を助長しかねない、「ホワイトカラー・エグゼンプション」や解雇の金銭解決制度の導入の検討など、働くものを踏み台にした成長戦略などもっての外、言語道断であります。
 本来、政府がやるべきことは、すべての働くものが安心して働くことができる条件を整え、疲弊した国民生活の底上げを最優先で取り組まねばなりません。

 次に、平和の問題であります。
世界各地では、未だに自由と平和を脅かす状況が続き、地域紛争やテロも後を絶ちません。
私たちは、いかなる国に対しても紛争やテロを許さず、平和の構築、貧困の撲滅、格差の是正に向けて、力を結集して行動しなければなりません。

 結びに、4月に施行される第18回統一地方選挙についてであります。
県内の経済・産業政策、雇用の安定と拡大、安心の社会保障制度の確立など、連合千葉は、積極的に連合組織内議員候補者、推薦議員候補者全員の勝利に向けて全力を挙げることとします。
 本日の決起集会で、我々働く者の力で私たちの仲間を地方行政の場に送り出すことを全体で確認したいと考えます。

 私たち15万連合千葉は様々な重要課題に対して、すべての働く仲間とともに、力を合わせ、心をつなげて、「STOP THE格差社会!暮らしの底上げ実現」をめざし、2015春季生活闘争を積極・果敢に闘い抜こうではありませんか。
そして、「働くことを軸とする安心社会」を切り拓くため、本決起集会の成功を祈念し、主催者を代表してのあいさつとします。

 最後の最後まで、共に頑張りましょう!!


連合千葉・黒河会長挨拶 挨拶する鈴木会長
連合本部・古賀会長激励挨拶
参加者による「団結ガンバロー」
古賀会長に真剣なまなざしを送る多くの参加者 デモ行進スタート!
地協代表決意表明をする外房地協・三上議長と7地協代表者
デモ行進の模様


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