毎年11月は、過労死等防止啓発月間です。連合千葉は、2018年11月20日17時30分より、千葉市内において街宣行動を実施しました。
　過労死・過労自殺で命を落とす人は、近年200件前後で推移し、高止まりが続いています。2019年4月1日からは、罰則付きの時間外労働の上限規制や労働時間の客観的な把握等が施行されることになりました。また、過労死等ゼロに向けて「過労死等防止対策推進法」に基づき策定された「過労死等の防止のための対策に関する大綱」が見直され、勤務間インターバル制度の導入企業割合を2020年までに10％以上とするなどの数値目標が盛り込まれました。
　しかし、実際の職場では、労働者ならびに経営者が法律改正を十分に認識しておらず、抜本的改革に至っていない現状があります。
　今回、『東京過労死を考える家族の会』の渡辺しのぶさんと、小林康子さんの参加がありました。お二人は、大切な家族を失ったご自身の体験を切実に語ってくれました。帰路を急ぐ人達も足を止め、耳を傾ける人が多数いました。
　また、連合千葉として街頭アンケートも実施しました。下記の４項目、皆さんはどうですか？
　〇「３６協定」をご存知ですか？
　〇休憩・睡眠は取れていますか？
　〇有給休暇は取得できていますか？
　〇過労死ラインと言われる時間外労働時間を知っていますか？