非正規労働者が安心して働ける環境整備や労働条件改善に向けて、連合千葉では「非正規労働センター」を設置し取り組みを進めています。
非正規労働者には、雇用や賃金などに関して不安や問題を抱えている方も少なくなく、労働相談にも解雇や不払い残業などの相談が多く寄せられています。
こうした状況のなか、雇用形態の違いによる不合理な待遇差を禁止する、同一労働同一賃金の法整備が2020年4月1日から施行されることから、同じ職場で働く非正規労働者の総合的な労働条件改善に向けた取り組みを進めるため、連合千葉は、2019年5月8日(火)18時00分より千葉県教育会館において非正規労働セミナーを開催しました。
冒頭、主催者を代表して、小谷会長より挨拶、続いて、千葉労働局より雇用環境・均等室の雇用環境改善・均等推進監理官である「工藤仁美」氏を講師として招き、「パートタイム・有期雇用労働法等について〜雇用形態に関わらない公正な待遇の確保〜」について講演を受けました。改正法・省令・ガイドラインなどの内容について、特に留意すべき点などを説明いただき、理解を深めることができました。
その後、連合千葉より、非正規労働者の現状と課題への取り組みについて報告すると共に、なんでも労働相談に寄せられている非正規労働者からの相談事例と対応策について説明しセミナーを終了しました。
連合千葉は、労働組合が無い職場で働く労働者を含めたすべての労働者の「底上げ・底支え」「格差是正」に向けた取り組みを、構成組織・地域協議会とともに進めていきます。 |