2005年度の活動方針に基づき、7月21日に第一回、連合千葉議員団研修会が千葉市で開催されました。当日は国会等で大変忙しい中、顧問団を始め、産別の代表の方々なども私共の議員団研修に加わり、総勢67名で研修が行われました。
今回のテーマは、二つ、本年、3月の知事選で、連合が推薦し見事再選された、堂本暁子知事による「財政再建と千葉県の将来について」、今年度が5年に一度の制度見直し時期にあたる「介護保険法の見直しと地方の取組みについて」を連合本部の花井圭子生活福祉局次長に講演をいただきました。
堂本知事は、当日(7/21)に記者発表されたばかりの「ちば2005年度アクションプラン〜今後の県政運営における重点施策〜」を中心に、ローカルマニフェストで戦った知事選挙についてなど、事前に用意された椅子に座ることなく、立ったままで、熱く私たちに語ってくれました。その中で、600万県民による力強い千葉県づくりに挑戦する、この時期、重要なこととして、一番変わるべきは「地方議会」である。地域の自治を確立するためにも連合千葉議員団に政策立案能力の強化など、県も市町村も、お互いに理論武装を行っていこうではないか、と強く呼びかけました。
花井生活福祉局次長は、介護や医療現場の豊富な経験を基に、身近な事例、現場体験談などを随所に入れた、わかり易い介護保険制度の改正内容を講演していただきました。高齢化社会を迎えている昨今、要介護認定を受けた人が、この5年間で約2倍になっている現状、厳しい介護保険財政の実態など、今回の改正で一段と市町村の役割が重くなったことを強く訴えていました。私たち議員団も地方政治を担う一員して責任の重さを痛感した講演内容でした。
有意義な研修会が出来たことを心より感謝して第一回研修会報告といたします。
|