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教育フォーラムちば2006
 今年で8回目となる「教育フォーラムちば2006」を2月4日(土)、県教育会館・大ホールを会場に約400名の参加者を得て開催しました。
  今回のテーマは、「子どもたちの健やかな成長のために」とし、副題「−家庭・地域・学校の連携―」について、パネルディスカッションを行うと共に、フォーラムの基調講演として、小野寺 百合子先生から「子どもの言葉に心をさぐる」を演題とする講演を頂きました。
  開会挨拶の中で連合千葉・黒河会長から、今までフォーラムでテーマとして取り組んできた、いじめや不登校、引きこもり、学校五日制などの課題を振り返り、今回は「こどもたちが豊かな学力を備え、豊かな人間性を育んで、一人前の大人になって欲しい」普遍的なこどもたちへの思い、原点に立ち返り、もう一度現場で起こっている問題を整理しながら「子どもたちの健やかな成長のために」学校・地域・家庭の連携の進め方を考え、社会に発信していくきっかけとしていきたい、との挨拶がありました。  
  フォーラム開催にあたり、9団体から後援を頂き、代表して千葉県教育庁より岩下 豊久教育振興部次長、千葉県経営者協会より竹谷 正之専務理事にそれぞれご挨拶を頂きました。

  【講演骨子】
演題  「子どもの言葉に心をさぐる」
  1.事例から学ぶ
  (1) 子どもが一番嫌う教師(大人)の取り扱いは?
  (2) 非行を抑止するためのもっとも効果的な方法は?
  (3) 非行と食事の関係は?
  (4) 子どものつくウソをどう取り扱うか?
  (5) 子どもに絶対つぶやかせてはいけない言葉は?
  (6) 立ち直らせた言葉とは?
   2.その他
  (1) 幸福の3つの条件(A・アドラー)
  (2) 非行をしない子の4つの特徴
  (3) 子どもが望む相談者像

  【パネルディスカッション骨子】
○ いま家庭・学校でこどもたちは。 変わったか、変わっているか。
  遊び方などで一見変わったようではあるが、本質的には、変わってはいない。むしろ、大人の価値観が変わったことに起因した、子どもに求めるものが変わっているのでは。
  対人関係(コミュニケーション)がうまく結べない子どもを見かけることはしばしある。
○ 子ども・若者に起こっている変化の背景と問題点は。
  子ども対子どもの関わりが時間と共に無くなっている。
  子どもは大人を見ている。大人が変われば、子どもは変わるのではないか。
  「問題あり」の子どもに対する大人の接し方のまずさ、難しさ。
○ 3者連携の必要性
  大人(教師)はひるんではいけない。教師の真剣さは子どもに伝わる、伝える事が出来る。保護者だけで出来ることは極めて少ない、昔、運動会は地域ぐるみでやっていた、子どもが地域・コミュニティーの核になっていく必要性を感じる。

    子どもたちの健やかな成長のために、家庭・学校・地域が、互いに理解しあい、信頼関係を築いていくことをお願いし、パネルディスカッションを終了しました。

 最後に、昨年末から今日社会の負の面を象徴するかのような事件が頻発しています。 中でも間近に起きた「ライブドア」事件は、社会のあり方ひいては教育という観点からも多く考えさせられる課題を私たちの前に投げかけました。
 連合が目指す、「労働を中心とした福祉型社会」の実現は「労働の価値と働く事への誇りの復活」を通して、「働くこと、とりわけ汗水垂らして働くことに最大の価値がおかれる社会をめざす」事であり、働くこと自体が自分の喜びにつながり、生きがいをもたらし、他人の役に立ち、社会全体に貢献することに繋げていくことです。   
  足下をしっかり見つめ、現実を見極めた上で子どもたちの明るい将来を築いていきましょう。

宮本千教組委員長開会挨拶
宮本千教組委員長開会挨拶
黒河会長 挨拶
黒河会長 挨拶
講演する小野寺氏
講演する小野寺氏
パネルディスカッション
パネルディスカッション



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