STOP!THE格差社会 働くもののためのワークルールの実現! |
12月6日、連合は「格差是正12.6連合中央総決起集会」を日比谷野外音楽堂にて開催しました。厚生労働省の労働政策審議会の各分科会で、労働契約法、労働基準法、パート労働法などの改正論議が進められるなかでの開催となりましたが、構成組織および地方連合会から、およそ6,000名が参加しました。
連合 高木会長はあいさつの中で、「過長な時間外労働を放置したまま労働時間管理の対象から多くの労働者をはずし、時間外割増賃金を払わないでもいいようにする日本版イグゼンプションは理不尽なしくみだ。解雇の金銭解決制度の議論も簡単にイエスといえない」と述べました。政党からのあいさつ、取り組み報告に続き、「不払い残業を合法化する労働時間制度、解雇の金銭解決制度、雇用保険の国庫負担削減、法人税減税の推進等は、社会の不安定化や二極化をいっそう拡大するものであり、絶対に認めるわけにはいかない」とするアピールを採択しました。集会終了後、参加者は「ストップ・格差社会、働くもののためのワークルールの実現」を訴え国会請願デモを行いました。
また、集会に先立ち、全国の地方連合会の代表者が、厚生労働省および全国会議員(共産党を除く)に、働くもののためのワークルール実現と不公平税制の是正についての要請行動を実施しました。 |