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消費者被害の抑止・救済に向けた体制整備をすすめる。 |
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個人情報保護法の円滑な運営に向け、適正な要員確保など苦情受付体制を整備し、苦情相談窓口を国民・住民に周知する。苦情相談情報を一元的に集約するシステムを構築するとともに、消費生活センター、認定個人情報保護団体、各事業者などの実効性ある連絡体制を構築し、苦情処理を迅速にすすめる。 |
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IT化の進展に伴い急増する通信販売電子商取引について適切な広告・表示の徹底、相談窓口の整備など消費者保護策を強化する。 |
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(2) |
消費者被害の抑止・救済に向けた体制整備を進める。 |
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社会問題化している架空請求・不当請求、カード被害を防ぐため、新たな手口や形態を迅速に把握して啓発に努めるとともに、悪質事業者の監視・取締りを強化する。カード被害に対する補償ルールの導入など被害者救済策を早急に整備する。 |
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(3) |
消費者の自立につながる消費者教育、広報活動を強化する。 |
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包装・鮮度への過度なこだわりなど消費行動が環境問題や都市問題に与える影響を消費者に啓発し、資源節約・環境保全などの観点を踏まえた消費行動を推進する。 |
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学校教育において、社会保障、金融・証券関連商品、医療に関するセーフティネットなど消費生活に深く関わる知識・情報や消費者の自立につながる消費者教育を体系的に実施する。また、大学等で消費者教育の担い手となる専門人材を養成する。 |
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