連合千葉女性委員会は、3月4日(土)13時30分から千葉県教育会館において、103人の組合員が参加する「第10回 連合千葉国際女性デー集会」を開催しました。
本年は、只今開催中の第164通常国会で男女雇用機会均等法の改正案が審議されることから、組織の意思結集の場とする研修会と市県民へのアピールを行うなどメリハリを効かせ、連合千葉女性委員会では初めてとなるJR千葉駅頭での街宣行動を展開しました。
研修会の冒頭、上釜委員長は『「3.8国際女性デー」の起源に触れ、女性が団結し賃金の向上とより良い生活を求めシンボルとして「パン(賃金・労働条件の向上)とバラ(女性の尊厳)」を要求しました。男女雇用機会均等法が施行され20年が経過する現在でも「雇用の男女間格差」「賃金の男女間格差」が存在しています。正に「パンとバラ」の要求は現在も続いており、女性労働運動の重要性を訴える』と挨拶しました。
研修会では、自らの人生において真の男女共同参画社会の実現を目指し挑戦してきた、連合本部参与(前連合本部副事務局長)林 誠子氏を講師にお招きし「男女共同参画社会の実現に向けて〜働くことと生きること〜私の場合」と題した講演を通し、連合が求める「男女雇用平等法」の理解を深めました。
その後、参加者全員で「パートの処遇改善」や「男女間格差の是正」などのノボリを掲げ、千葉県教育会館からJR千葉駅まで行進を行い、千葉駅頭で街宣行動とビラ配布を行いながら、私たちの訴えを市県民へアピールしました。 |
3月8日は「国際女性デー」
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1857年にニューヨークで起きた工場火災で多くの女性たちが亡くなったことに端を発して低賃金・長時間労働に抗議する集会が3月8日に開かれました。
その後、この日は女性たちの政治的自由と平等のために闘う記念日と位置づけられるようにな り、1975年以来、国連の「国際女性デー」として各国でさまざまな行事が展開されています。 |
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