7月3日、労働者福祉センター大ホールで、第16回連合千葉地方委員会が開催されました。地方委員会は、議長に若菜文男さん(JPU)を選出しスムースな議事運営が進められました。議案としては、連合千葉地域協議会改革についてと、それに関する 規約類の一部改正について提案が行われ承認されました。また、第16回統一地方選挙、第21回参議院議員選挙の予定候補者の推薦を確認しました。 |
*会長挨拶要旨
久々に中間期に地方委員会を開催する。これまで組織機構検討委員会の中で、これからの連合千葉の地域協議会のあり方を論議してきたが、いよいよ実践段階に入る。そのための決定をいただく地方委員会である。真摯な討論をお願いしたい。
私たちは、連合千葉自身の課題をもって現状と今後の課題という事で議論を続けてきたが、時を同じくして、連合本部全体がこの地協改革について提起をしてきた。
1989年に官民が統一し連合を立ち上げ、その翌年以降、地域組織の建設に着手してきた。それから10数年来、連合千葉は18地域協議会で地域運動を担ってきた。しかし、時代環境は大きく変わった。民間では、県外へ組合の中心が移転し、公共部門でもNTTの再編や地方自治体の合併など、いろいろな再編が行われてきた。地域協議会が出来た時と条件が大きく変わってきている。その一方で、連合千葉の活動は各地域でそれぞれ評価され、役割も果たし、ますます需要を増しているのも現実である。連合千葉の地域協議会の地域組織のあり方がこのままでよいのか等、議論、意見を聴取してきたが、本日、提案するようなまとめとなった次第である。
地域協議会は再編されるが、二つある役割は変わらない。一つは、連合に集う仲間が地域で連帯をし、助け合うことである。もう一つは、連合が社会的な役割を果たすことだが、それにはそれなりの規模、キャパが必要である。ますます与えられた条件の中で、全体の効力をどういうふうに発揮していくのか、このことについてきちんと整理をして、発展をさせていきたい。私たちの組織も生きものである。現状にあわせ、更に未来に向けて発展をさせていく前向きな立場で議論をお願いしたい。
もう一つ、来年度の統一地方選挙と参議院議員選挙の出発点にしようということで、重点課題で提起をさせてもらう。4月に行われた千葉7区補欠選挙の成果をもとに、来年度の統一地方選挙と参議院議員選挙を戦い抜いて、念願である政権交代を目指して頑張っていきたい。
大きな二つの問題について、皆さん方の真摯な討論を頂いて、前へ進んでいくことをお願いしあいさつとする。 |