12月4日(土)9時から17時まで千葉県労働者福祉センターにて、連合千葉中小労働対策委員会が主催し、山口不二夫氏(明治大学大学院教授)を講師に招き、「第13回経営分析講座」を開催しました。
「経営分析講座」は、自社の経営状況を分析することや、また、春季生活闘争に臨むにあたり、成果の適正な配分を追求していくための交渉力強化に向けて毎年開催しており、今次講座には連合千葉傘下の組合員48人が参加しました。
講座の前半は「企業分析とは何か」という初歩的な部分からスタートし、「企業分析の定義」や「財務諸表の見方」などについて講義を受けるとともに、「労働組合としての経営分析の必要性」について学びました。
後半は、恒例となっている「シミュレーションゲーム」を通し自ら損益計算書を作成するなど実践的な学習に取り組みました。これは、「企業戦略の立て方など企業の動態的な活動を理解し、労働組合の立場から財務資料を読み解き、この知識を利用して加盟組合の役員として経営対策活動に役立てる」ことが目的です。
今次講座に対して参加者からは、「経営分析に関する本では分かりにくいが、講座の内容は分かりやすかった」、「今回は2回目の受講であり、より理解が図れた。また参加したい」、「ゲームも入れた内容だったため、楽しく大変参考になった」、「今後の労使関係を健全なものにするために、バランスシートなどを利用し積極的に質疑していきたい」などの声が寄せられました。
連合千葉としては、参加者からのアンケート回答をもとに、今後もさらに充実した「経営分析講座」を開催していきます。
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