青空が澄み渡る晴天の中、2007連合平和行動 in 根室集会に千葉県代表団16名で参加した。
釧路空港から湿原を経由し根室の町に到着。
地域の漁業実態調査?に北海の幸溢れる和商市場へ。蟹・海胆が「市場価格の3割引」 翌日は「霧の摩周湖へ」:雲ひとつ無い晴天でブルーの湖面が魅惑的。視察後延々と続く大草原のなか一路根室市の交流センターへ向かう。交流センターでは、北方四島の元居住者らの訴えや現在の四島の状況・ビザ無し渡航の状況を四つの分科会でそれぞれに発表があり、16名が分散して参加。各会場とも定数オーバーで入りきれなかった。
終了後一同が感じたことは、日本が無条件降伏した後にソ連軍が侵攻し、四島の日本の居住者を強制退去させ無法に占拠している現状を、何故世界が放っておくのか?の疑問である。当時の記録を辿っても日本の固有の領土であることは明確。
そして納沙布岬での連合集会に参加した。地元での返還運動事務局長よりこの運動の主力が連合であり今後の運動への支援をよろしくとの挨拶。道副知事そして根室市長の挨拶に続き、元島民からの訴えがあった。
元居住者の平均年齢が74才であり、「もう時間がない」早く帰りたいの訴えには胸を熱くする強い決意表明があった。
四島復帰に地元民だけでなく全国民の大きな声が世論を・世界を動かす。一気の返還でなく両国での共同生活権の補償など方法はあるのではないか。
本集会に参加して、目の前にある島が何故他国なのか? 北方領土返還については我々の使命として世論に強く訴えて行く必要性を感じた。 |