去る7月26日(土)、千葉県労働者福祉センター大ホールにおいて、約280名の参加のもと、「平和の大切さを提唱し、これからも平和でいるために!」をテーマに、第10回 連合千葉平和集会を開催しました。
冒頭、主催者代表の黒河会長より、連合の平和活動の基本は、「軍縮、核兵器の全面廃絶と国際緊張緩和のために努力し、世界平和の実現に努める」ことであり、これは加盟する全構成組織の共通の認識であり、その責任を担っている。今日からまた新たな一歩を踏み出そうとの挨拶で始まりました。
第1部は、日本のジョン・レノンといわれるRICKY(廣田龍人)さんによる平和をメインとしたオープニングライブ9曲 (all you need/imagine/give peace a chance等)が披露され、会場も一体となった平和コンサートとなりました。
また、第2部については、連合千葉作成の、過去からの軌跡と題したDVD映像により過去9回の平和集会を振り返りました。第1回と第2回は、連合千葉として平和集会を継続するためのきっかけ作り、(おこり地蔵や千葉県の戦跡)第3回から第5回までは、過去の平和を振り返り、「沖縄・広島・長崎・根室」と共に考え、第6回から9回までは、アジアの紛争・貧困や日米地位協定、そして、核兵器を含めた北朝鮮問題や在日米軍の再編問題等、現在の平和と向き合う集会でありました。
そして、第3部は、ILO理事の中嶋滋氏による「グローバル化された社会の中での労働組合の役割を考える」の表題で講演が行われ、国際労働運動とILO活動から見た、平和実現への取り組みを学ぶこととなりました。
受付ホールでは、戦時中の千葉市空襲や広島・長崎の被爆写真パネルが展示され、参加者の中にはその悲惨さに、思わず目を覆う姿も散見されました。また、2008平和行動in広島大会(8月4日〜8月6日)参加者によって、献納する予定の折り鶴の作成にも協力を頂きました。
そして、平和は与えられるものではなく、わたくしたち自身が作り上げるものであると確認し、平和の持つ意味を様々な視点から、集会参加者からの多方面へのメッセージの発信を投げかけ閉会となりました。
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< 平和集会の風景 > |
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連合千葉 黒河会長 |
RICKY(廣田龍人)さんによるオープニングライブ |