０８年度の八都県市合同防災訓練(主催：千葉県・成田市・（財）千葉県消防協会)は、千葉県会場を成田市で設定し、８月３０日（土）〜３１日（日）に主会場訓練を成田国際文化会館及び周辺地域、避難所訓練を成田市立西中学校・成田市立久住中学校・成田市立三里塚小学校で開催しました。この訓練の参加に当っては、連合千葉も加盟している千葉県災害ボランティアセンター連絡会を通じ、参加要請がありました。　
　連合千葉として今年の参加方法は、第一次災害ボランティアチームの第14回研修に組み込ませ、体験実習をすることとしました。　

　千葉県災害ボランティアセンター連絡会を主とした訓練は、30日11時30分に成田市保険福祉館で千葉県災害ボランティアセンターの立ち上げ訓練、12時30分から成田国際文化会館で防災講演会、17時から3つの避難所に振り分け、避難所訓練という内容でした。連合から派遣された9名のボランティアメンバーは、翌日の9時30分まで、久住中学校で避難所における対応訓練に参加しました。　

　 今回の研修は、学ぶことも多く、ボランティアセンター立ち上げから撤退までを想定した訓練で、ボランティア調整･総務渉外・情報収集･広報･ボランティア人材担当業務・派遣･総務総括･本部事務局長･受付・保険の受付などなど、通常では考えられない体育館での仮眠生活も体験することができました。特に、避難所における避難民の受け入れ、そして、運営から警備等、最後は、避難所の閉鎖訓練まで総合的な訓練を体験しました。　

　参加のメンバーそれぞれが、体験することによって、日常における、更なる防災の意識が強まったとの感想を述べています。