ここ数年、岩手・宮城内陸地震、新潟県中越沖地震、新潟県中越地震等で大規模な地震災害が多発しています。全国的に大規模な地震災害がいつ来てもおかしくないと言われていますし、首都圏も例外ではありません。
そんな中、もし、大地震が発生した場合、その直後には都市部の公共交通機関が寸断され、首都圏では650万人以上もの人々が帰宅困難になると予想されています。もし、職場や外出中に大地震に遭遇し、歩いて自宅に帰らなければならなくなった場合を想定した、2008年首都圏統一帰宅困難者対応訓練が首都圏実行委員会主催で、9月23日(火・祝)に実施されました。
連合千葉は、実行委員会に参加するとともに、災害ボランティアチームメンバーは「運営スタッフ」として、又、構成組織の仲間の皆さんは実際に歩く「徒歩訓練」に参加しました。
東京・日比谷公園を出発点に、千葉コース、埼玉コース、神奈川コース、東京コースの4つのコースに分かれて実施され、千葉コースでは、日比谷公園から江東区、江戸川区を経由し、浦安市のJR新浦安駅前市民広場までの約18qを参加者が自分の足で歩きました。千葉コースでは参加者、スタッフを合わせ、約1700名が参加し、ほぼ9割の参加者が千葉コースを歩ききりました。参加者みんなが万が一の災害に備えて、自己意識の向上が図られたものと思っています。 |