7月18日(土)、千葉県労働者福祉センター大ホールにおいて、「核兵器廃絶と恒久平和をめざそう!」をテーマに、約300名の参加者のもと、第11回 連合千葉平和集会を開催しました。
主催者代表の黒河会長より、「平和集会も昨年度は節目の10回目を迎えました。今回は核兵器廃絶1000万署名を背景に、来年5月の核拡散防止条約(NPT)再検討会議に向け、運動領域の拡大と連合としての役割を果たそう」との挨拶で始りました。
第1部は、長崎の地より長崎平和推進協会、継承部会員の山脇佳朗氏を迎え、語り部被爆体験講和が行われました。当時の情景が生々しく語られ、思わず耳を覆いたくなるくらいの語りに、目に涙を浮かべる参加者も散見されました。
そして、第2部は、労働者福祉中央協議会会長の笹森清氏による、「核兵器廃絶と世界平和について」の表題で講演が行われ、連合の「国の基本政策」や世界平和への対応等を学び、連合結成20周年以降の平和運動は、地域を巻き込んだ運動がこれからの課題であることを改めて確認することとなりました。
また、受付ホールでは、長崎を中心とした被爆写真パネルが展示され、語り部の講話を裏付ける大変有意義なものとなりました。併せて2009平和行動in広島大会(8月4日〜8月6日)に献納する予定の折り鶴の作成にもご協力を頂きました。
そして、平和はわたくしたち自身がつくり・継承するもので、大衆運動の成果と世論の高揚によって被爆国日本から核兵器廃絶を世界に発信する絶妙のタイミングであり、集会参加者からのメッセージの発信を投げかけ閉会となりました。
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