阪神・淡路大震災以降も、新潟中越や柏崎等で大規模な地震災害が多発しました。全国的に大規模な地震災害がいつ来てもおかしくないと言われていますし、首都圏も例外ではありません。
首都圏で大規模な地震災害が発生した場合、その直後には都市部の公共交通機関が寸断され、自宅に帰る手段をなくす帰宅困難者の数は、650万人以上にものぼると言われています。もし、職場や外出中に大地震等の自然災害に遭遇し、歩いて自宅に帰らなければならなくなった場合を想定して、9月26日(土)に、2009年首都圏統一帰宅困難者対応訓練が開催されました。
連合千葉は千葉コース実行委員会に参加するとともに、災害ボランティアチームメンバーは「運営スタッフ」として、又、構成組織の仲間の皆さんは実際に歩く「徒歩訓練」に参加しました。
東京・日比谷公園を出発点に、千葉コース、埼玉コース、神奈川コース、東京コースの4コースに分かれて実施され、千葉コースでは、日比谷公園から江東区、江戸川区、千葉県の浦安市を経由し、市川市の行徳駅前公園までの約 18qを参加者が自分の足で歩きました。千葉コースでは、最年少の参加者1歳4ヶ月、最年長の参加者70歳と幅広い年齢層の皆さんが集い、運営にあたったスタッフを合わせ、1035名が訓練に参加しました。
この訓練から、汗を流したみんなが「万が一」の自然災害に備えて、自己意識の向上につながったと思っています。
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