2010平和行動in広島は「被爆65年」を迎えた2010年8月4日(水)〜6日(金)にかけて開催され、連合千葉より構成組織・地域協議会から43名が参加しました。
8月4日には、広島県立総合体育館において、連合、原水禁、核禁会議の共催により、全国から連合組合員など約6800名が参加し、「核兵器廃絶2010平和ヒロシマ大会」が開催されました。開会に先立ち、参加者による折り鶴の献納が行われ、連合千葉からは、青年委員会より参加した小泉絵美さんが献納を行いました。
主催者を代表して古賀連合会長は、本年5月に国連本部で開催された「NPT(核拡散防止条約)再検討会議での、合意文書に日本政府が提案した『核兵器保有国が核軍縮につながる具体的進展状況を2014年の再検討会議準備委員会に報告する』旨の項目が取り入れられたことは、被爆国日本の果たした大きな成果である」と述べられました。
その後、湯崎英彦広島県知事や秋葉忠利広島市長の来賓あいさつに続き、海外来賓代表からジェンマ・アダバITUC国連事務所長、ポール・マーティンNGO代表から挨拶を受け、被爆者からの訴えやピースメッセージ・リレーが行われました。そして、ヒロシマからの平和アピールを採択したのち、「原爆を許すまじ」を合唱し閉会しました。
8月5日には、連合主催のピースセミナーとして「平和の語り部 被爆者の体験の証言」と題して広島県原爆被害者団体協議会 坪井 直理事長より講演がされました。午後から「ピースウォーク」を実施し平和公園内の説明を連合広島の役員の皆さんから受けながら、犠牲者になった人々への鎮魂と平和を祈念しました。
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主催者代表挨拶・古賀連合会長 |
平和集会で作成された千羽鶴を献納する
青年委員会の小泉絵美さんと蛭田副事務局長 |