連合千葉は、7月21日(土)13時30分より、千葉県教育会館大ホールにおいて、約300名の構成組織組合員、地域協議会、推薦議員団、高退連合、福祉団体のみなさんに参加いただき、「集団的自衛権とはそもそも何か」をテーマに、第16回連合千葉平和集会を開催しました。
国民・県民運動推進委員会鈴木委員長の開会挨拶につづいて、主催者を代表して鈴木会長より、なぜ今集団的自衛権を含めた新しい安全保障法制が出されてきたのか、その動き、流れをしっかりと学習する機会にしてほしいとの訴えがされました。
講演では、元防衛官僚で内閣官房副長官補として自衛隊イラク派遣など、官邸の安全保障政策を携わってきた、柳澤協二氏(NPO法人 国際地政学研究所理事長)から「日本はなぜ集団的自衛権を使えないのか。5月15日に安倍首相が行った記者会見や7月1日の閣議決定での新3要件について。」など、「集団的自衛権」について、わかりやすくお話しいただき、理解を深めることが出来ました。
連合は、7月1日の「新しい安全保障法整備のための基本方針」の閣議決定に対する談話の中で、「国民不在の議論の進め方に強く抗議するとともに、国会において様々な角度から国民を巻き込んだオープンかつ徹底的な議論を十分な時間をかけ行うことを求める。」
としています。今後は、閣議決定を具体化するための「安全保障関連法案」が国会に提出されることとなることから、連合千葉は、それらの動向を注視していくこととし、第16回連合千葉平和集会を閉会しました。 |