2015年4月29日(水)千葉ポートパーク円形広場において、約6,500人の参加のもと、第86回千葉県中央メーデーを開催しました。 基本的考え方である、@非正規を含めすべての働く仲間が結集し、働くことを軸とする安心社会の実現に向けて、「STOP THE 格差社会!暮らしの底上げ実現」キャンペーンの運動を広げる。Aすべての働く者の生活が、戦後70年続く平和の上に成り立っていることを改めて強調し、今後の平和運動を推進していくための意識づけをはかる。BNGO・NPOをはじめとする諸団体とのつながりや共感を通じ、相互の運動に対する理解を深めるとともに、今後の取り組みに向けてさらに連携を強化するための契機とする。C被災地の復興・支援に引き続き取り組む。これら4点を確認し合うメーデーとしました。
式典は、林田事務局長の司会進行で始まり、鈴木実行委員長の挨拶に続き、千葉県代表者、熊谷千葉市長をはじめ、各代表の挨拶、行政関係、友好政党、連合千葉議員団、福祉団体等、参加頂いた来賓紹介の後、連合千葉女性委員会谷井委員長の提案によるメーデー宣言ならびに、五十嵐副実行委員長の提案による「特別決議」が満場の拍手により採択され、最後に鈴木実行委員長のガンバロー三唱で式典が締めくくられました。 今年も特別ブースを設け、千葉県内の被災地復興支援として、香取市職と神崎町職労の皆さんに協力を頂き、特産品の販売、パネル展示や観光も含めたPRを実施しました。さらに、戦後70周年を迎える今年の企画として、千葉県内での戦争による被害の実態を知ってもらうため、「千葉空襲」のパネル展示を行いました。
恒例の模擬店は、構成組織はじめ、NPOや福祉団体とも連携し、19組織29店舗の出店があり、それぞれの団体が創意工夫を凝らした内容で実施しました。
祭典では、千葉ロッテマリーンズキャラクターのズーちゃんとMスプラッシュによるダンス&トークショー、「千花夏風(センカナツカチ)」によるエイサー演奏、チャリティー大抽選会と大盛況で、広場では毎年好評のミニスカイライナー乗車体験と乗馬体験、ファーファー遊園地等、家族みんなで楽しめるとともに、全ての働く者の連帯を確認しあう大変有意義なメーデーとなりました。
また、今回、ネパール地震の緊急支援活動として、チャリティー抽選券の売上金の一部を「ネパール大地震 緊急支援カンパ」として送ることとしました。
メーデー前日の28日にはデモ行進に代わる行動として、JR千葉駅頭において約80名によるメーデーアピール行動の他、専門のアドバイザーによる労働相談も実施しました。
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