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トップページ国民運動・ボランティア2015連合平和行動in広島

「平和行動in広島」に参加して!

2015.8.4〜6

 連合は平和行動の取り組みの一環として、去る8月4日(火)〜5日(水)にかけて、広島市内にて「平和行動in広島」を開催し、連合千葉団は地協から2名、構成組織から9名、高齢者退職連合から1名、事務局含めて13名にて臨みました。
 4日は連合千葉独自の行動として、国立広島原爆死没者追憶平和記念館において、被爆者体験談を聞く機会を設定しました。講師は6歳の時に、爆心地より1.5kmの家の中にいましたが、爆風により破壊された瓦礫の中からたまたま助かった母親に助けられ、その後郊外へ逃げる途中にたまたま黒い雨に当たらず、なんとか命を繋ぐことができたとか。一方で、兄が被爆して死ぬ一歩手前までとなりましたが、母親をはじめご本人などの懸命な看病によりやっと助かったとのこと。その後学校に通い始めたところ、悪い病気が「うつる」といったいじめがあちらこちらであったとか。一方、原爆により14万人余の人々が一瞬にして亡くなったとの惨事も語られました。そして、感心したのは、小学生数名が夏休みの自由研究で参加しており、熱心に目と耳を傾けながら、一生懸命速記していたことです。
 5日午後は、「ピースウォーク」として広島平和記念公園内の慰霊碑や記念碑を巡りました。案内は、連合広島の女性委員会と青年委員会の皆さんが中心となって、各碑が建てられた経過等を一生懸命に説明されていました。
 5日16時30分より上野学園ホールにおいて「連合2015平和ヒロシマ集会(2245人参加)」が開催されました。連合千葉団を代表して、東葛地協の川本さんと事務局にて、皆さんの平和の祈りが篭った千羽鶴を献納させていただきました。また、被爆体験証言として、第14回連合千葉平和集会(2012年7月21日)にて講演いただいた「広島県原爆被害者団体協議会理事長 坪井直氏(90歳)」のお話を聞けました。その話し方、姿はまさに「まだまだ語り続けるぞ」という雰囲気であり、エールを送られていただきました。
 同20時30分から原爆ドーム前において、「連合原爆死没者慰霊式」が行われました。本慰霊式には、戦没者への慰霊の意を込め献花・献水を行うために、各地方連合会からそれぞれ水を持参しての対応となりました。闇夜の中で原爆ドームがライトに照らされている下での式は、連合の仲間の「慰霊と恒久平和」の祈りが夜の静かさに響く感じでした。
 翌6日、日本で一番暑かった広島の中心地「広島平和記念公園」においては、テレビ中継があった後も、慰霊と恒久平和の祈りが途切れなく続いていました。
 戦後70年を経過し、被爆された方々の平均年齢が80歳を超え、二度とあの惨事を繰り返さないためにも、平和の大切さを語り継ぐことが課題であると言われていますが、その後生まれた現地の方々はそれを継承していくだろうと肌で感じたところであり、そしてその光景をこの目で、耳で、心で感じ取った私どもも世界平和の構築に向けて、考え、行動していくことが大切であると誓った「平和行動in広島」でした。



国立広島原爆死没者追憶平和記念館にて

千羽鶴を献納(東葛地協の川本さん)

被爆体験についてお話し中の坪井氏

「慰霊と恒久平和」の祈りを込めて献花


連合の仲間より献花

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