2017年4月29日(土)千葉ポートパーク円形広場において、約7,000人の参加のもと、第88回千葉県中央メーデーを開催しました。
式典は、林田事務局長の司会進行で始まり、鈴木実行委員長が主催者を代表して、「残業時間の罰則付き上限規制を盛り込んだ法制化に向けた議論を通じ、実効性ある働き方改革を目指す。政府がやるべきことは『残業代ゼロ』ではなく『過労死ゼロ』。生活の底上げも最優先」と挨拶しました。来賓挨拶では、諸橋千葉県副知事、神谷千葉市副市長、田嶋民進党県連代表、小宮社民党県連代表の挨拶を受け、行政関係、連合千葉議員団、福祉団体等、参加いただいた来賓の紹介を行いました。続いて、連合千葉推薦の千葉市長選挙立候補予定者である熊谷俊人氏の力強い決意表明の後、連合千葉女性委員会岩埜委員長の提案による「メーデー宣言」ならびに、太田副実行委員長の提案による「特別決議」が満場の拍手により採択され、最後に鈴木実行委員長のガンバロー三唱で式典が締めくくられました。
恒例の模擬店では、構成組織をはじめ、NPOや福祉団体とも連携し、22団体31店舗の出店があり、それぞれの団体が創意工夫を凝らした内容で実施しました。また、今年も連合千葉の復興支援ブースを設け、福島県産品の販売を行い、「復興・再生」に向けた支援活動として取り組みました。
祭典では、会場の子どもたちも参加しての千葉ロッテマリーンズキャラクター「ズーちゃんとMスプラッシュ」によるダンスショー、参加者による「○×クイズ」、チャリティー抽選会と大盛況でした。
広場では、毎年好評のミニスカイライナー乗車体験とサラブレッド乗馬体験、ファーファー遊園地と家族みんなで楽しめるとともに、全ての働く者の連帯を確認しあう大変有意義なメーデーとなりました。
メーデー前日の28日にはデモ行進にかわる行動として、JR千葉駅において60名の参加によるメーデーアピール行動を行い、さらに、メーデーアピールに連携した取り組みとして、「クラシノソコアゲ応援団!RENGOキャンペーン」長時間労働是正に向けた街頭アンケート、ならびに、専門のアドバイザーによる「なんでも労働相談」も実施しました。 |