2018年12月8日(土)13時より、千葉県教育会館において、連合千葉災害ボランティアチーム講習・研修会を実施し、連合千葉ボランティアチームに登録してくれている15名のメンバーが集いました。
冒頭、連合千葉を代表し林田事務局長より、「自然災害は、いつ千葉県で発生してもおかしくない状況にあり、受入を万全にしておく必要がある」との連合千葉の考えを示しました。
講習会では、社会福祉協議会 千葉県ボランティアセンター連絡会より千葉県で発生した過去の自然災害と西日本豪雨災害等の報告とボランティアの課題について説明がありました。参加者からボランティアの課題で触れた迷惑ボランティアに関する質問が出され、参加における姿勢等を共有することができました。
第2部の講習会では、千葉県労働者福祉協議会 小蜿務理事を招き、連合千葉事務局長時代に立ち上げた連合千葉災害ボランティアチームの経過と意義と題し講演を受けました。講師からは「阪神淡路大震災以降、ボランティアの機運は高まっている。しかし、人だけ出すのではなく、関係機関が連携し、受け入れ態勢を構築しておくが重要である」とのことでした。
研修会では、日本赤十字社 中川救急法指導員を招いて、ボランティア活動中や日頃の不測の事態に備えて、自分や仲間等の命を応急処置で助けるスキルを高めることを目的に、AEDや三角巾を用いた救命救急方を学びました。
AEDは、過去の研修で学んだもしくは別の機会で学んだこともあり全員が経験者ではありましたが、救護者の状態観察や応答手段は数年周期で見直しがされており改めて、教育を受けなおす良い機会となりました。
三角巾を用いた救急対応は、止血や捻挫した時に応じた撒き方を使用することで、効果的に使用できるスキルを身につけました。 |
千葉県ボランティアセンター連絡会
副部長 佐野 将彦 氏
主 査 坂本 広太郎 氏 |
千葉県労働者福祉協議会
常務理事 小蛛@光廣 氏
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日本赤十字社 千葉県支部
救急法指導員 中川いずみ 氏 |
AED研修の様子
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