連合千葉第2回執行委員会(2007.12.2)において、各構成組織・地域協議会で、エコライフ21運動の一環として、ペットボトルキャップの回収に取り組むことを決定しました。
取り組みの主旨 現在、ペットボトルは、年間約250億本が生産され回収率は62%、再資源化率は37%で完全再資源化には、ほど遠い状況となっています。 再資源化を促進するには、ペットボトルからキャップを外し、ラベルをはがすことが重要になります。 ペットボトルからキャップを外して一般のゴミに混ぜてしまうと、焼却処分されの発生源(キャップ400個で3,150gのが発生します)になったり、あるいは埋め立て処分されると土壌汚染を引き起こす事となり、リサイクル資源にはなりません。キャップを分別回収するだけで、環境改善と再資源化の促進が出来るとしたら大変すばらしい事です。 一方、世界の発展途上国には、まだ栄養失調や下痢、又は予防できる感染症で命を落としたり、後遺症に苦しんだりしている子どもたちがたくさんいます。ワクチンさえあれば命が助かる子どもたちは、世界で一日に約6000人にも達しているそうです。その子どもたちを救済することが、私たちの役割ではないでしょうか。
連合千葉は、ペットボトルキャップ回収の取り組みをエコライフ21運動の一環として、地球温暖化防止に向け、”ペットボトルのキャップを外す”という行為により、ペットボトル本体の再資源化率を高め、結果として焼却処分される量を減らし、削減に寄与し、外したキャップそのものは、質の高い素材として、リサイクル業者に引取ってもらい、その売却益にて、ワクチンを購入し、世界の子供達の命を救うために活用いたします。