連合千葉

資料


『教育フォーラムちば2023』を開催

開催日時:2023年2月18日(土)13時30分~16時50分
開催場所:千葉県教育会館 大ホール(WEB併用)
主 催:連合千葉、千葉県教職員組合、千葉市教職員組合
後 援:千葉県教育委員会、千葉市教育委員会、千葉県経営者協会、千葉県退職者連合
    千葉県労働者福祉協議会、連合千葉議員団会議、千葉県小学校長会、千葉県中学校長会
    千葉市小中学校長会、千葉県公立学校教頭会、千葉県PTA連絡協議会
    千葉市PTA連絡協議会、千葉大学教育学部
参加者数:394名(参集195名・WEB199名)
テ ー マ:子どもたちの健やかな成長のために ~ 学校の魅力を再考する ~

<内容>
 千葉県教職員組合の渡邉委員長の開会挨拶、連合千葉の永富会長より主催者代表挨拶の後、御来賓を代表して、千葉県教育振興部の浅尾智康部長、連合千葉議員団会議の天野行雄会長からご挨拶を頂戴しました。
 その後、青柳実行委員長より今回のテーマについて趣旨を説明するとともに基調提案を行いました。続いて、小幡副実行委員長から、事前に行った千葉大学教育学部の学生に対するアンケート調査結果を踏まえた課題提起を行いました。

その後、前千代田区立麹町中学校長の工藤 勇一 様から「社会の変化とこれからの学校教育~自律と対話~」という演題でご講演いただきました。この講演では、経済の停滞や人口減少をはじめ、世界が激変している今日にあって従来のビジネスモデルが通用しなくなっていることを踏まえ、学力ばかり注目している今の日本の教育の問題点に触れられました。    
そして、人は与えられることに慣れていき、つまずくと他人のせいにするようになる。与え続ける今の教育では子どもたちの自律性を育むことはできない。「教える」から「学ぶ」へと自立型の教育に変えていくことや、「対立」を「対話」で解決する訓練の必要性についてお話がありました。現職の教職員の方々からも「目から鱗だった」など共感する声が多く聞かれる講演でした。

 続いて、この講演を受けて、シンポジウムが行われました。コーディネーターには千葉大学教育学部の鈴木隆司教授、シンポジストには、ご講演いただいた工藤勇一さん(前麹町中学校長)にも入っていただき、板倉淳吾さん(連合千葉副会長)、濱詰大介さん(千葉県PTA連絡協議会会長)、齋藤なつのさん(千葉市立小学校教諭)にご登壇いただきました。
シンポジストからは講演を聞いて感じたこと、自律した人材を育成するために何ができるか(必要か)、教員を目指している大学生に向けた言葉など、それぞれの立場からお話しいただきました。
また、会場の参加者(現職教員)からは、「自身の職場を踏まえて実際にどうしたらいいのか」、「学校改革に当たっての保護者の反応」など、工藤さんの講演内容に関する具体的な質問もあり、中身の濃い充実した時間となりました。

 最後は、千葉市教職員組合の久米村執行委員長の挨拶をもって閉会となりました。
お休みにも関わらず、会場に足をお運びいただきました皆様、WEBでご視聴くださいました皆様に心より感謝申し上げます。


工藤 勇一 様

鈴木教授

 

工藤さん     板倉さん       濱詰さん       齋藤さん


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