1. |
県内の道路網の整備 |
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(1) |
道路網の整備 |
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県都千葉へ向けての高速道路の整備が進むなか、千葉市内の朝夕の渋滞は厳しく県都一時間構想の目的が十分活かされるよう、マイカー利用から公共交通機関へのシフト及び渋滞道路の原因究明と対策により、千葉市内の渋滞緩和対策を積極的に進める。 |
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千葉市環状道路の建設 |
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京葉地域(道路)及び千葉市内の渋滞対策として、現在策定されている道路計画にそった建設が現在の渋滞原因の解決策となるのか再度検討を加える。特に、千葉東~宮野木間の高速道路渋滞対策として、蘇我から検見川を周回する千葉市内環 状線の整備が有効的であり、国道14号・16号線上に建設を進める。 |
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(2) |
アクアライン通行料金の低廉化 |
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アクアライン通行料金の低廉化をすすめ、京葉道路・湾岸道路の車両をアクアラインに導き渋滞の緩和を進めるとともに、首都東京都との連携の強化を図り木更津・君津地域の経済の活性化につなげる。 |
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2. |
生活路線として不可欠な交通機関である鉄道、バスの維持運営については、交通のシビル・ミニマム維持の観点から千葉県及び市町村として補助基準を定め、路線維持に必要な助成措置を講じる。また、地域協議会の構成は、地方自治体、事業者、地域住民、労働者各代表者とし住民参加で生活路線の維持について十分な話し合いができる体制を整備し合意形成をはかる。 |
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(1) |
県民・市民の足(バス路線)の確保 |
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路線の自由化に伴う「赤字路線の廃止」が進むと、高齢者・子供等の足の確保に影響が生じることから十分留意した取り組みをすること。 |
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3. |
バス・ハイタクの規制緩和に伴う、保有車数の増加に伴い労働者の賃金が著しいダウンの現象が生じている。単なる規制の緩和から生じた現象であり、一定の制限と業界に働く労働者(生活者)の生活保障の観点からの慎重な検討を進めること。 |
4. |
福祉バス等の契約については、下限がないことから業者としては次の仕事に繋げることを目的に「極めて低価格での入札」に応じている実態にあり、低価格で落札した結果として、労働者の賃金の大幅カットや契約解除など、雇用・労働条件に及ぼす影響が大きい。これらを解消するための施策を早急に検討し取り組むこと。 |
5. |
交通運輸の安全・安心確保のための施策を推進する。 |
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(1) |
交通事故を未然に防止するため、運行管理体制などの徹底した調査・監査を関係行 政が連携して行う。また、法令違反に対する罰則と事故多発事業者への監督指導を強化する。 |
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